今期のDOB4ptたち ~第1回:奮迅のレオ~
どもです。
みなさん、COJ楽しんでますか?
さてさて、新カードが追加されてから初のDOB更新がきまして、DOB4pt組に新たな仲間が追加されました。
Sデッキを作るにあたってかかすことのできない、DOB4ptのカードたち……。
このコンテンツは、そんなDOB4ptカードから1枚をピックアップし、弄り倒そうそれを軸にデッキを組んでいこう!という企画です。
栄えある第1回は、《奮迅のレオ》!
©SEGA
赤:英雄:3CP
5000/6000/7000
■エレメント・レオ
このユニットがフィールドに出た時、あなたのフィールドに[黄/緑]属性のユニットがいる場合、それぞれ以下の効果が発動する。
●[黄]
対戦相手のユニットを1体選ぶ。それに【呪縛】を与える。
●[緑]
あなたのCPを+2する。
さてさて。
エレメント能力を見ては、「リリーでいいじゃん」「グラインドビートルでいいじゃん」と言われている彼ですが、ちょっと待ってください。
たしかに、《グラインドビートル》とはBPもCPも同じなうえ、種族が優っているわけでもありません。
『下位互換』と思われても仕方ないでしょう。
しかし、《ヘブンズリリー》とはBPも違えばCPも違います。
つまり、『上位互換』『下位互換』ではなく『上位種』『下位種』の関係であり、どちらがいいとは一概には言えないわけです。
ならば、活路はそこにあるのではないでしょうか!?
と言うわけで、レオを『呪縛を付与するユニット』とみなして、相性のいいユニットを探してみます。
いました。
©SEGA
パールヴァティー
黄:神:3CP
6000/6000/6000
■フォース<ウィルス・費>
このユニットがフィールドに出た時、対戦相手のフィールドにいる【ウィルス】ユニットを除外する。その後、対戦相手のフィールドにユニットが4体以下の場合、対戦相手のフィールドに<ウィルス・費>を1体【特殊召喚】する。
■金色の神術
あなたのターン開始時、対戦相手のユニットからランダムで1体に【呪縛】を与える。
単体で強い上に、黄色ユニットなので、能力の発動条件も満たします。
なによりも、<ウイルス・費>の行動消費が呪縛付与のエレメント・レオと相性抜群です。
それを踏まえて、こんなデッキを作ってみました。
INA氏のTwitterでお見かけした『黄単デッキ』。
その《ヘヴンズリリー》の枠を《奮迅のレオ》に入れ替え、《勇猛なる決起》1枚を《黒影王の巨手》に変えてBデッキに仕上げたものです。
どうでしょうか?
レオの投入により、黄単デッキに足りなかった要素――『イケメン力』が補われ、ワンランク上のデッキに生まれ変わったことが、おわかりいただけたのではないでしょうか?
……おわかりいただけない?
あ、おわかりいただけない。
……そんな気はしていました。
なぜなら、COJのプレイヤーは圧倒的に男性が多いのです。
つまり多くのプレイヤーが、レオのようなイケメンよりはリリーのような美少女を望み、
イケメンの雄姿よりはエンジェルビルダーの神々しい臀部を眺めることを望んでいるのです。
これは、恋愛SLGと似たようなものかもしれません。
主人公以外のイケメンが出張るのは、男性プレイヤーにとっては好ましくないのです。
「おいおい、そういうのは危ないからやめとけって……」
とか言って、ドタバタトラブルに対して、一歩引いた控えめな態度の脇役ポジションであるほうが好まれるものなのです。
控えめな脇役ポジションのイケメンユニット、いました。
©SEGA
「争いはよくない」
統制者ヴィシュヌ
緑:戦士:5CP
7000/8000/9000
【秩序の盾】
■森羅万象の理
このユニットがフィールドに出た時、対戦相手の全てのユニットの基本BPを-2000する。
■安寧なる世のために
対戦相手のユニットがアタックした時、それの基本BPを-1000する。
ちょっと上から目線な気もしますが、争いに対して一歩引いた控えめな態度は、まさに主人公の親友みたいな脇役ポジションと言って差し支えないのではないでしょうか。
さて。
レオと相性の良い《パールバティー》と、この《統制者ヴィシュヌ》。
この2つの間には、何のシナジーもありません。
しかし、ある1枚のカードを挟むことにより、間接的に繋がりを与えることができるのです。
そのカードは、こちら。
©SEGA
神人ヤマトタケル
黄:戦士:2CP
5000/5000/5000
■闘士/神
このユニットのBPは、あなたのフィールドの【神】1体につき+4000される。
《神人ヤマトタケル》は、《パールヴァティー》の種族【神】の恩恵を受け、ヴィシュヌとは戦士シナジーで結ぶことができます。
さらに黄色ユニットであるため、レオのエレメント能力を発動する条件も満たします。
つまり、こうなる。
戦士ロード2体に加え、呪縛と相性のいい行動消費を付与する戦士《天龍のレイア》を採用してみました。
ただ、このままでは【神】が《パールヴァティー》しかおらず、《神人ヤマトタケル》が活躍しきれません。
もうちょっと、【神】ユニットを増やします。
さらに、DOBを調整して、Aデッキにしてしまいましょう。
その結果が、こちら。
せっかくなので、Ver1.4の【神】SRである《破壊少女シヴァ》と《天帝インドラ》を投入してみた形です。
マリガン基準は、
先攻なら、《神人ヤマトタケル》+《粛清の騎士》or《パールヴァティー》。
後攻なら《パールヴァティー》と言ったところ。
ジョーカーはセイクリッドフィールドにしました。
黄色相手なら【不屈】持ちの《ロイヤルソルジャー》、赤相手なら【秩序の盾】持ちの《統率者ヴィシュヌ》に加護を付与することで、盤面の優位を維持できるかと思います。
さて。
Bデッキ、Aデッキと作ってきましたので、そろそろ本番、Sデッキに取り掛かりましょう。
Sデッキを作るためには、レオ以外のDOB4ptカードも大量投入しなければいけません。
今回目をつけたのは、《巨獣の威嚇》
■巨獣の威嚇
赤:0CP
あなたのユニットがアタックした時、ターン終了時までそれのBPを+5000する。
《巨獣の威嚇》と相性がいいユニットとして、《白夜刀のカンナ》が挙げられます。
Lv2カンナのアタック時に《巨獣の威嚇》を使えば、戦闘に負けることはほぼありませんし、スルーされてもカンナの効果でLv3になりますから、BP9000の状態でもう一度アタックすることができます。
しかも、カンナは黄色ユニット。レオのエレメント能力の条件を満します。
というわけで、こうなります。
さて。
レオも【呪縛】付与、カンナも【呪縛】付与。
どうせなら呪縛付与をコンセプトにしちゃいましょうか。
ちょうど、《表裏の泉》というインターセプトが、呪縛付与かつDOB4ptなので3枚投入してみます。
■表裏の泉
黄:2CP
あなたのユニットがフィールド出た時、あなたのユニットと対戦相手のユニットをそれぞれ1体ずつ選ぶ。それらの行動権を消費し、【呪縛】を与える。
《表裏の泉》の効果として、こちらのユニットも行動権を消費して、呪縛を付与しなければいけません。
どうせ無力化されるなら、無力化されても痛くないユニットを入れましょう。
そう、1コスサーチ珍獣です。
さらに、呪縛によって無力化された自ユニットを有効活用するために《アリアンロッド》を投入してみましょう。
《アリアンロッド》自体が、サーチ珍獣との相性がいいですしね。
そして、アリアンの採用により、消滅したカードを手札に加えることができる、今期DOB4ptのユニット《ダークプリースト》を無理なく組み込むことができます。
あとはまぁ、赤黄ということで、赤黄がトリガーのエレメントユニットをパラパラとふりかけーの。
シナジー強化として、《巨獣の威嚇》と相性の良い《勇士ダルタニャン》と、1コス珍獣の《ハッパロイド》を追加しーの。
そして最後に、DOBを調整しーの……で。
完成です。
ジョーカーは、ダークプリーストの能力で引っ張って来れるカードを増やすために、ライズアンドシャインにしました。
何とも雑な作り方ですが、いいんです。
ここから調整していけばいいんですから。
そう、調整です。
と言うことで、このSデッキで全国対戦やってきたよ!
1戦目:vs侍:こちら、先手
(ダイジェスト)
・1t目
こちら、《白夜刀のカンナ》。
相手、《ブロックナイト》、《ブロックナイト》、軽減《天剣の沖田》。
・2t目
こちら、カンナアタック、1点。《カパエル》、2体目のカンナを召喚。
相手、《ブロックナイト》アタック→《カパエル》ブロックで相打ち。
もう1体の《ブロックナイト》アタック→カンナで受けてブロナ撤退。
青沖田アタック→スルーで1点。
《烈火の侍》を召喚してエンド。
・3t目
こちら、《勇士ダルタニャン》召喚からの軽減《純情のヴァルゴ》召喚で《烈火の侍》に【防御禁止】付与。
Lv2カンナ2体がそれぞれアタック→オーバークロックして、青沖田と烈火にそれぞれ【呪縛】を付与し、計4点削る。
相手、《心眼のナギ》を召喚。さらに、軽減《開眼のアヤメ》でナギに【加護】を付与。
烈火のアタックをスルーし、1点。
その後、三日天下×2を発動。
・4t目
こちら、手札に《戦神・毘沙門》があったので、このターンはなにもせずにエンド。
相手、《赤誠の沖田》からの《ブロウアップ》で赤ダルを除去。
青沖田、烈火とアタックしてきたのでこれをスルーし、ジョーカーゲージをマックスにする。
ナギとアヤメもアタックしてきたが、次で『ライズアンドシャイン』を使うつもりなので、ヴァルゴとカンナでチャンプブロック。
・5t目
こちら、ライズアンドシャイン。
その後、《ダークプリースト》を召喚し、消滅したカンナを回収。
相手、《心眼のナギ》、《闇法師弁慶》召喚。
・6t目
こちら、軽減毘沙門。アタックで1点とったのちに、《デビルウインナー》召喚。
相手、出せるユニットがなかったのか、サレンダー。
運の良さもあって勝利!
2戦目:vs海洋:こちら、先手
(ダイジェスト)
・1t目
こちら、カンナスタート。
相手、《スターフィッシュガール》からの《海洋の楽園》で2ドロー。
・2t目
こちら、カンナアタック。1点。《ダークプリースト》召喚。
相手、《メガジョー》に《虹色のキャンバス》で【スピードムーブ】を付与し、アタック→スルーして1点。《伝説の奇術師》が発動し、トリガーを2枚引かれる。
・3t目
こちら、レオを召喚してメガジョーに呪縛を付与。
さらに、Lv2カンナが《巨獣の威嚇》付きで攻撃。スターフィッシュガールを戦闘で破り、オーバークロックでもう1回アタック。ダークプリーストと合わせて2点。
相手、ユニットがドローできなかったのか、なにもせずにエンド。
4t目
こちら、カンナ、ダークプリースト、レオが殴って3点。
最後に《刺撃のスコーピオ》を召喚し、【スピードムーブ】で1点。終了。
先攻ゲーで勝利!
3戦目:vsフラワーアレンジメント入り4色OC珍獣:こちら、後手
……あれ?
今気づいたけど、このデッキって珍獣にどうやって勝てばいいの?
……
…………
解散!