ゴリデスでもわかる? 『デッキランク』と『DOB』周りの変更
どもです。
Sデッキ、ほぼ死亡のお知らせ。
●何があったの?
さてさて。
公式の発表で皆さんもご存知の通り、カードランキングの閾値と各ランクのオリジナルポイントが変更になるようですね。
で。
●どう変わったの?
詳細はリンク先を参照していただくとして、変更点を端的に書くと以下のようになります。
・0ptカードが30位までになったよ。
・31位以下の0ptカードと、1ptカードの上位半分が新しい1ptカードだよ。
・1ptカード下位半分と、2ptカードは4ptになったよ。
・4ptカードは6ptになるよ。
・そして、デッキランクに必要なポイントを2倍にするよ。
簡単に言えば、
デッキに必要なポイントは今までの2倍となりましたが、一部を抜かしてポイントそのものも2倍になりました。
……そう、一部を抜かして。
具体的に言えば、
・31~100位は0pt→1ptとなり、∞倍。
・151~300位は1pt→4ptとなり、4倍。
・元4ptカードは、4pt→6ptとなり、1.5倍。
です。
●どんなことが起きるの?
DデッキとSデッキが以前より組みにくくなります(白目
逆にC,B,Aデッキは組みやすくなります。
以下、解説。
・Dデッキ
30位以下のカードに1ptがつくので、どうしてもCデッキになりやすくなりました。
例えば現在、《見習い魔導士リーナ》が37位、《学びの庭》が39位、《KP》が40位です。
これが全部1ptになるので、それぞれ3枚ずつ入れて9pt。
あとは《トリックオアトリート》53位を1枚入れれば、10pt。
OC珍獣の必要パーツを詰め込んだだけで、もうCデッキです。
いい意味で、Dデッキは組みにくくなりました。
・Cデッキ
上記の理由により、DデッキのパワーでCデッキが組めるようになりました。
また1ptカードを使わなくても、本来1ptだった151~300位が4ptになるため、その範囲のユニット3枚採用で12pt。余裕のCデッキです。
現在なら、《狂神アレス》159位、《光神・アマテラス》237位、《神罰のネメシス》253位など、クセがありデッキを選ぶものの強カードがそろっています。
というか、30位以内の0ptカードだけを全部詰め込んでも1つのデッキとしては成り立ちにくいので、強いカードを集めてデッキを作ったら1ptが10枚集まってCデッキになっていると思います。
・Bデッキ
実質的に、デッキパワーが強化されました。
31位~100位のカードだけでデッキを作れば、1pt×40=40ptでBデッキ。
以前ならこれは0ptのDデッキです。
上記した通り、強いカードを集めてデッキを作ればそれはCデッキになっていると思うので、Bデッキに必要なポイントはそこから+20~30ptと言ったところでしょう。
本来1ptだった151~300位の4ptユニットを2種類3枚の6枚でも採用すれば、それで24pt。
実際にデッキを組む際はそう単純にはいきませんが、今まで2ptのユニットを入れてきた感覚とだいたい同じだと思います。
そこに加えて、カードの選択範囲がランキング上位に引き上げられていますので、そのぶんだけデッキパワーは底上げされていることになります。
・Aデッキ
デッキパワーが底上げされ、カードを取捨選択してデッキを作る楽しさが増しました。
必要ptが80ptとなり、また2pカードは存在しなくなっため、4ptカードが主力となります。
新たに4pt付くカードを見てみると侍や昆虫などが多く存在しますので、それらのデッキに関しては組んだだけでAデッキになるでしょう。
ただそれよりも、4pt×15+1pt×20+0pt×5あたりで80ptを目指す形の方が、Aデッキとしては主流になるのではないでしょうか。
4ptを151~300位から選出し、1ptを31~100位から選出したとき、以前の計算ならばこのデッキは15ptのCデッキです。
カードランキングとにらめっこしてデッキビルディングする人たちにとって、これはワクワクする変更だと思います。
Cデッキの強さでAデッキが作れるかもしれません。
・Sデッキ
ほぼ死亡。
まず何がひどいって、デッキランクに必要なポイントが160ptと以前の2倍になっているのに、元4ptカードのポイントが6ptと2倍になっていないこと
単純に今までの1.5倍作りにくくなっています。
31位~100位の1ptカードの恩恵はもちろんあるんですが、6ptカード1枚減らすために必要な1ptカードは6枚。
つまりどう頑張っても、6pt28枚+1pt12枚という構成。
これは以前ならば、112ptのSデッキです。
ただ、6ptカードに頼らないタイプのSデッキでしたら、4ptの枠が広がった分、活路があります。
とくに種族デッキは必要パーツを集めただけでAデッキに行くと思うので、そこから無理する形で伸ばせばSに届きます。
4pt×40枚でカツカツのSデッキですが、151~300位のカード40枚でデッキを作ればそれは、以前ならば40ptのAデッキです。
なお、6ptを2枚採用してようやく0ptを1枚採用できます。
●今回の変更に対する総評
元4ptカード群が、ポイント的に激マズになりました。
これは春のスタン落ちに向けての下準備なのかもしれません。
逆に、1ptと4pt(元2pt)のカードは、枠が上位に広がることで強化されました。
これに伴い、4ptカードを主力としていたSデッキが打撃を受けます。
新弾発売直後の不当に4pt付いたカード群によるSデッキ環境は、今後見ることはなさそうです。
ただ、4ptを主流としないSデッキについては、構成に厳しさはあるもののデッキパワー自体は上がっているので、Sデッキが完全に死亡したわけではありません。
今までよりもシナジーの重視が求められますが、そもそも運営が意図していたSデッキがそういうものなのでしょう。
一方、D~Aデッキは以前よりも組みやすくなり、基本的にワンランク上のデッキパワーを持たせられるようになりました。
それもこれも全部、今まで0ptだった31~100位に1pt、今まで1ptだった151~300位に4ptついたことが理由です。
今後のランキングでは、そのあたりが注目されてデッキが組まれていくのではないでしょうか。
そんな感じで!
ちなみに、
「少ないプレイでAP盛るとか、筐体の回転効率悪いだろ。AP稼ぎたかったら、もっとお金を入れて何回もプレイしろよオラァ!」
だとか、うがった考え方はしてないですよ!
前回までのエラッタによる旧VerSRカードの超絶強化も
「新参者のエージェントよ。環境に生き残りたかったら、昔のパックにもお金を入れろよオラァ!」
だとか思ってないですからね!